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トラブル防止 測定終了時の洗浄について

オートアナライザーワンポイントアドバイス

トラブル防止 測定終了時の洗浄について

 

トラブルを予防するための、測定終了後のシステム洗浄について述べます。

測定が終了した後、試薬ストロー先端からの洗浄がマニュアルに記載されていますが、この洗浄は必ず実行してください。次に洗浄液として金属の汚染が気になるようであれば、1N程度の塩酸を15分程度吸引してください。(塩酸吸引の前後は必ず純水を流し残留する試薬と交じり合ったり、最後に塩酸が残留することの無いように配慮してください)

また蛋白や有機物の洗浄には、有効塩素1%未満の次亜塩素酸ナトリウムで洗浄すると効果があります。

このような、特に汚れが気になる場合の洗浄や通常の純水での洗浄でも、洗浄後は必ず空気を吸引させて、システム全体のライン内部を空気で置換してください。

空気で置換しないと、トランスミッションチューブが劣化するばかりでなく、測定に大きな悪影響があります。測定終了後ラインに水を入れたまま放置するのは禁則事項です。

ビーエルテック株式会社 技術部

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kimura@bl-tec.co.jp

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