連続流れ分析装置 swAAt28 全窒素・全りん(UV)
swAAt型全窒素・ 全リン自動分析装置は、長年の経験を生かし連続流れ分析法に最新の電子・光学テクノロジーを組み合わせ、再現性と信頼性を向上させた最新型の自動化学分析装置(オートアナライザー)として開発されました。
連続オートクレーブ分解装置は、窒素・リンを各々個別に分解する方法を、ビーエルテック社にて新たに開発し採用しました。
環境計量証明事業所及び試験研究機関に於いて幅広く利用していただけるようJIS法に準拠した方法を採用し、河川・工場排水・海域のサンプルまで測定可能にしました。
分析時間を大幅に削減
オートクレーブ分解の自動化で、大幅な時間と労力の節約が可能になりました。 全窒素・全リンの分解は、全窒素をペリオキソ二硫酸カリ、全リンを酸性ペリオキソ二硫酸カリ分解液でそれぞれ30分間120℃以上、コンプレッサーを用いた加圧・加熱下でJIS法に準拠した条件で分解後測定します。
本体コンソールを追加することで、栄養塩(硝酸・亜硝酸・リン酸・アンモニア)の4項目を同時に測定できます。また比色計の追加でシリカまでも同時に測定 できます。
全窒素・全リン測定時間 … 30検体毎時以上
栄養塩測定時間 … 60検体毎時以上
JIS法準拠の紫外線吸光光度法
全窒素は銅カドミ還元カラム法と同時に紫外線吸光光度法(UV法)でも測定が可能です。
※専用のUV計(紫外線吸光光度計)使用時 。
懸濁物質を自動で破砕
サンプラーに強力な超音波ホモジナイザーを連動させ、試料中のSS(懸濁物質)を破砕しながら全窒素・全リンを測定します。
※ペンシル型ホモジナイザーとサンプラー連動型アーム使用時80本掛けまで対応可能 。
自動洗浄装置で勤務時間を短縮
分析終了後に3段階自動洗浄を開始し、電源を自動でオフにするオプション装置です。装置の終夜運転が可能になり、洗浄操作による勤務時間を短縮出来ます。オートプラテンリリース機能の連動によりポンプチューブの劣化 も防ぎます。
低濃度から高濃度まで
従来に比べ、約3倍のダイナミックレンジを実現しました。また微量の栄養塩測定のための50mmのロングパスフローセルも選択できます。
実用的で幅広いサンプル測定
加圧型オートクレーブ分解装置、超音波ホモジナイザー、UV計(紫外線吸光光度計)の装着により 、河川・工場排水・海域のサンプルまで測定可能にしました。
日本語対応ソフトで簡単操作
初めての方でも簡単に操作できる高性能な「swAAnソフト」を搭載しています。
分析の途中で検量線や濃度値(補正前)がリアルタイムで表示されます。
還元率自動補正機能あり
定量性抜群の新型比例秤量ポンプ搭載
定量性能を向上させた、新型14本掛比例秤量ポンプの搭載により、定量性と多項目分析の可能性を広げました。1台のコンソールに2台のポンプが装着されます。
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